中年に負けるな若者

梅雨空のうっとうしい時節となりました。皆様いかがお過ごしのことでしょう。世間では相変わらず陰惨な事件が数多く起こっているようです。特に衝撃的だったのは、大阪の小学生刺殺事件です。今回も精神に問題のある者の犯行であったという事で、やりきれない思いです。今後このようなことがないように、戦後最大の支持率を誇る小泉内閣に何とかしてもらいたい気持ちです。

小泉内閣

うっとうしい季節にうっとうしい世間。この中で今の日本に救いになるのはもしかすると小泉内閣の姿かもしれません。私は政治的には自民党礼賛者ではありません。逆に自民党以外でいいところがあればという考えでした(高校の先輩小沢一郎頑張って)。それほど、あの派閥で固まって、派閥優先・国民不在の党の体質が嫌いでした(自民党支持者の方、申し訳ありません)。ところが今回の総裁選で、小泉氏は頑張りました。

いま、小泉氏を中心として、将来総理大臣になったら本当に面白いだろう田中真紀子(学生の頃は演劇部でならし、女優志願だったそうです)、そして、若手の中谷、石原、さらに今、女子高生の間でも人気沸騰中の塩ジイ、そして、扇千影も面白い、福田もいるぞ(内閣内で、30年前の角福戦争再燃か)など、戦後内閣で最も面白そうな内閣に任せてみてはいかがでしょう。当然のことですが反対意見は多いでしょう。しかし、ここ何年かの日本を見てください。

やりたいようにやってみろ

首相はころころ変わる、大臣はころころ変わる。官僚の頭を使った陰険な犯罪はとどまるところを知らず、とにかく本当の政治を行っているようには思えません。田中バッシングをするのは勝手ですが、その前に、「今までの外務省でよかったのか」ということを考えてみてはいかがでしょう、マスコミさん。アメリカの副国務長官に日本の副大臣が会っても、何ら問題はないと思いますが。

とにかく、いい年こいたおっさん、おばさんたちがやりたい放題やる姿は、内容はともかく(内容が大事というのが普通の意見とは思いますが)、何か気持ちがスカッとするのは私だけでしょうか。

中年が頑張っているんです。若者にも是非頑張ってもらいたいです。小泉内閣に反対する若者が大騒ぎすれば、さらに世の中は活性化します。やりたいようにやってみな、というのが私の気持ちです。

高3アンケートへの回答

先日、高3で生徒集会を行いました。アンケートをとったのですが、その中で多かったのが「どうやって志望校を決めましたか」「あせってしまうのですが」「息抜きはどのくらいとりましたか」「集中力はどうやってつければいいんですか」などの意見が多く出てきました。お答えします。

(1) 志望校が決まらなくて悩んでいる人

今までに高校でいろいろな科目をやっていきました。各科目を必死になってやっていれば、その中でできるようになって自分の得意になる科目、そしてさらには好きになる科目が出てくるはずです。それを大学でもやったらいかがですか。

→志望校を絞りきることのできない人の2つのパターン

a. 今までの勉強を必死にやらずに、いい加減に済ませている結果、好きなものも見つからず、
結局何をやっていいかわからなくなってしまった人

b. 全科目を必死になってやって、どの科目も好きになってしまったから絞りきれない人。

たぶんaの人がほとんどではないですか。

(2) あせってしまう人

勉強をいくらやっても正解が出ないという人でしょうか。わからなければ聞きましょう。授業のない科目は、問題集などで解答のしっかりしたものを選んで解き方を身に付けてください。あせってもできるようにはなりません。着実に与えられたものをきちんとこなしてください。

(3) 息抜きを気にする人、集中力を求める人

本当に大学に受かりたいという気持ちをしっかりと持つべきです。その気持ちがない以上集中力もつきません。すぐ疲れて息抜きのことばかり考えてしまいます。気持ちの問題だけで処理できます。

これらの悩みを読んでいると、「若者たちよ、もっとしっかりした意思を持って自分のやりたいこと、やるべきことをやってみな」という気持ちになります。パワーをつけて、うじうじせずに気合で走り回る若者になってもらいたいものです。

これから夏休みには夏期講習も始まります。毎日連続の集中特訓です。部活なども忙しいのは当たり前。その中で、パワー全開、精一杯勉学等に励んでもらいたいと思います。

BRAIN TRUST INFORMATION  No.33

前の記事

現代ワーグナー考

次の記事

二院制再考