失敗は成功のもと

02.2.19  BTI.No.42より

梅や春の木々のつぼみもそろそろ膨らみ始め春の足音が聞こえくる今日この頃、皆様いかがお過ごしのことでしょう。受験も残すところ、都立高校と、国立大学のみとなりました。生徒たちには、最後の最後まで頑張ってもらいたいものです。

昭和47年2月19日の大事件

そういえば、今日2月19日といえば、1972年、昭和47年2月19日を思い出す方も多いのではないのでしょうか。あの凍える寒さの中、管理人の奥さんを人質にメンバー5人がこれから10日間にわたって立てこもります。そして警察との激しい銃撃戦の末、全員逮捕。人質も無事解放されましたがこの銃撃戦で警察官2名が殉職しました。あの浅間山荘事件です。

「連合赤軍」の国内最後で最大の戦いとなった事件です。私も、幼心に鉄の玉が、クレーン車で、浅間山荘を破壊する映像を覚えています(年齢が合わない)。テレビを通して、お茶の間で、攻防が中継されたなんて、こんなことは日本国内では最初で最後ではないでしょうか。驚きですね。

浅間山荘とカップラーメン

さらに最近知ったことですが、あのカップラーメン戦争のきっかけとなったのも浅間山荘事件だったそうです。驚きました。

酷寒の中、警官も食べ物だって必要でしょう。近所の主婦達も、一日で1人200個ものおにぎりを握ったそうです。その中に登場したのが、試作品であった「日清のカップラーメン」だったとのことです。テレビ中継でカップラーメンを食べていた警官の姿を見た、お茶の間の人たちから「あれは何だ」という声がテレビ局に殺到したそうです。

私も伝え聞いた話なので、ことの真偽は定かではありませんが、浅間山荘とカップラーメン。まったく関係ないところで、変な縁が出来てしまう。世の中面白いものです。

失敗は成功のもと

こういう話を聞くと、いつまでたっても不景気の世の中、意外とまだまだ楽しいこともあるんじゃないか、と思ってしまいます。前向きに生きること。何があるかわかりません。失敗したと思ったことが成功につながることだってありますね。こんなことは昔からいわれていたことですけど。

試験管で細菌培養中に、誤ってカビをはやしてしまった結果、ペニシリンを発見したり、錬金術とか言って、金をいろいろなものから作ろうとして失敗の連続。でも、それが、化学の発達を速めたわけです。

長嶋だって、プロ初体験で、金田に4打席連続三振。翌日もあわせると、5打席連続三振のデビューです。同じ投手からデビュー初打席から5打席連続三振を取られた野球選手はあとにも先にも長嶋しかいません。それが、いまや伝説の男長嶋茂雄です。

成功の陰にあるもの

捨てたもんじゃありません。この世の中。ただ、やっぱりこういう成功の陰には、計り知れぬ努力、精進があったことは事実です。精一杯の努力をした者には、何かのきっかけが必ず成功に導いてくれるはずです。

生徒のみならず、我々大人たちも前向きに精一杯努力して、いい世の中を作っていきたいものです。