佐野画伯通信 No.2

BRAIN中学部部長 佐野新一

明けましておめでとうございます。

さて、年越しの自己紹介もいよいよ最終回です。まず、昨年度を振り返って見ましょう。実に劇的な1年でした。大きな失望を味わったかと思えば、それ以上の希望を2002年に向けて見出すことができたからです。

最悪だったのは9月。そう、あのテロ事件以来なぜか私の運までが急降下していったのです。そして…ドン底の頃でした、久々に中原先生から電話をもらったのは。当然「酒の誘い」と読んだ私は思いがけない依頼内容に驚きました。

偶然にも、月曜は私の定休日でした。それまで日中は庭で農作業をしながら、私に会いに来る野鳥達(もちろんメス)とおしゃべりし、夜は一転して水泳を楽しむ貴重な日でしたから…。一瞬迷いました。

それにしても、再び中原先生と仕事をするチャンスが巡ってくるとは…。しかも、伏見先生まで…。ゲルマン系日本人の中原先生(スラヴ系とのうわさもありますが…)と縄文系日本人の伏見先生、それにラテン系日本人の私が組んだらどうなるか? よし、やってみよう。プロは内容で仕事を選びます(まるでゴルゴ13)。私の運が上昇し始めたのは、それからです。

BRAIN がこのまま「信頼できる塾」として、この地域に根付いていけるならば、「やはり、あの年がターニングポイントだったな…」と、私は何年か後に2001年を思い起こすことでしょう。

BRAIN には、大手進学塾や予備校ではとても味わえない素敵な魅力があります。それは何といっても、「みんなが家族」と言う雰囲気でしょう。こうした人間関係(+リリー)は、今の時代には貴重だと思います。わたしもBRAIN ファミリーの一員として、今年から地域に根ざした理想的な学習環境作りに本格的に貢献していこうと決意しました。

ただし、1つだけ私のわがままをお許し下さい。今年の6月に5日ほど休暇を戴きたいのです。そう、私はサッカー狂なのです。1974年以来(歳がバレる)見続けてきた夢が今年、ついに実現するのですから、元サッカー小僧はとても正気でいられません。試合結果次第では、猛獣に変身することが確実視されており、非常に危険です。BRAIN に猛獣は一頭いれば十分でしょう。

では、短い自己紹介もこの辺で終わらせていただきます。受験生の皆さんの日々の努力が身を結ぶよう祈っております。

最後に1つだけ。前回のBTI 39号において、私の本業を明かす情報が、私の名をかたる何者かによって流されました。そのため、青梅山荘では注文が殺到し、極上の梅酒の製造に日々追われております。現在、自首した犯人に責任を取らせて、監禁し、徹夜で製造させております。梅酒にご興味のおありの方は、青梅山荘までどうぞ。

BRAIN TRUST INFORMATION  No.40

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