まじめに非常識

02.1.25 BTI41号より

大学センター試験も終わり、いよいよ受験に突入という実感の今日この頃。皆さんいかがお過ごしのことでしょう。受験生諸君には最後の最後まで力を振り絞って、諦めることなく、頑張ってもらいたいものです。

信じられない受験のお話

受験といえば、いろいろ思い出すこともあります。昨年、おととしと、とても恥ずかしいお話をお伝えしましたが、今回は、信じられない受験のお話をしましょう。

以前、某女子大(○○梅子女史創立の女子私立大No.1の大学)に勤めておりました叔母からの驚くべきお話です。

叔母は当時、某女子大の司書をしておりまして、受験に立ち会ったそうです。ある女子の受験生から「隣の人気持ち悪い」と報告を受け、見に行った(確認?)そうです。やはり気持ち悪かったらしく、よくよく見てみると「男」のように思えたそうです。

替え玉

試験監督の間ではパニックが起こり、どうすべきかと、頭を悩ましたそうですが、その「男」らしき受験生に事情を聞いた(どう聞いたか、知りたかった)ところ、やはり「男」であることが発覚、さらにその「男」は、受験票に名前の書いてあった「女子」受験生の父親だったことが判明。さらに混乱を極めたそうです。

いわゆる「替え玉」受験だったわけです。受験票の写真も、女装した「父」の顔写真でした。本人のほうは、別の大学をその日受験していたようで、かなり計画的な犯罪(?)だったようです。

この話を聞いて、いけないこととは思いながら感心(大笑い)してしまいました。

母だったらよかったのに

まず、単純に「ばれる」と思わなかったのでしょうか。もし、うまくいくと思っていたのなら、これは驚きです。「本人」だって、もし「ばれ」てしまったらどうしよう、という不安などなかったのでしょうか。不安をもちながら他の大学を受けられるほど、ズ太い神経の持ち主なのでしょうか。驚きです。ところで「父」は以前から「女装」が似合ったのでしょうか。見てみたかったな~。

第二に「父」が受験したわけです。同性の「母」ではなくて。「母」の学力のほうが低かったのでしょうか。「母」が受験したら、うまくいってたかもしれません。お母さん、もっと勉強してよ…。

そして、第三に、こんなことをしたわけですから、事前の「家族会議」などが開かれたと思うのですが、まじめに家族で話し合った結果が「替え玉」受験だったのでしょうか。普通の家庭なら「冗談やめなさいよ」とくると思うのですが。

まじめに非常識

人間は怖いものです。常識がなくなってしまうことが、意外と起こるものなんですね。東海村のJCOかJOCか忘れましたが、バケツで放射性物質をかき混ぜてしまうんですよ。国会でも、石原大臣の「熊のほうが多い」発言で、何日も喧嘩しちゃうんですよ。いい年こいたおっさん達がですよ。しかも、国の代表の。あ~あ、一体どうなってるの…。なんかどっかのTV番組になってしまいましたが、みんなまじめにこんなことしてしまうんですね。

受験生諸君は、実力で頑張ってもらいたいものです。多少運もあるでしょうが、運を引き付けるのも、受験の神様に気に入られた本人の実力のおかげです。

今年も言います。受験の神様は、必ず見ています。残りわずかでも、死力を尽くして、受験の神様に微笑んでもらえるように、最後の最後まで頑張って欲しいものです。